2011年12月21日水曜日

工房内、制作風景。

大学は、そろそろ冬休みに入ります。
工房が使用できるのは月曜日まで。
再開は年明け、6日(金)です。

工房では、各学年最後の進級展にむけて制作進行中です。

石彫場に出現したブルーシート小屋。


おじゃまします。
単管パイプを組む彼女。


今日見たら、ふわふわの生地で作ったリボンの帯が何本も下がっていました。





鉄部屋に大きな三角形の鉄板が。

「人、入れる大きさだね。」って言ったら
「人、入る系じゃないです。」だそうです。


ミクストメディア室では、粘土で巨大三つ編み制作中。


こちらは、粘土で三つ足の・・・なに?


次に見たときには歯ができてきていました。
八重歯がチャームポイントなんだとか。


木工室。こちらではアクリル板カット。

丸い文字を切っています。


木部屋では、大きな地図を広げてこれまた大きな木を彫っています。

地図を貼り付けて、大きな木の表面に、細かな作業のようです。


この緑色は樹脂の色です。
風呂サイズに見えて実は・・・。

ガラスクロスを貼り込み中。


外のベンチでは紙ロープで編みもの。
イメージは鳥かごみたいな・・・ということです。
鳥かご・・う~ん、まだ想像つかない。


今日は、少人数でブロンズを流し込みました。

左が助手・鎌田さん流し込み後。
右が大学院生流し込み後。
明らかなる差が・・。


流し込みに使ったお椀型の汲み出しが、赤く光っていました⋆✦


1回生は何をしているかというと・・・↓
さて、どっちが本物でしょうか!?

さて、どっち!?


どっち!?

ダンボールと絵具とボンドだけを使って作ったのはどっち!?


制作は休み中もつづきます。
年明け、進行の様子を楽しみにしてます。

今回で、しばらくブログはお休みです。

来年も立体造形ブログをぜひごひいきに。
みなさま、よいお年を!




ツジタ







2011年12月20日火曜日

HOTPOT project 報告編&インタビュー

先週土曜、大学にて開催されたSEIKAゼミナール。
吉野央子先生のHOTPOT project の展示とレクチャーが行われました。

当日の様子はこちら。


瓦チップの上に54個の石膏物がずらり。


いくつかのヤカンからは湯気が立ち上っています。
この日の最低気温は1℃。寒いからいつもより湯気がよく見えます。

ヤカンは全部で11個。


上から見ると・・・・。
日本地図です。

54、11、なんの数かお分かりでしょうか?

HOTSPOTという言葉があります。
局地的に何らかの値が高かったり、何らかの活動が活発であったりする地点・場所・地域を指す言葉です。

特に最近では、原子力事故による放射能汚染の激しい地域を指していう言葉として、よく聞かれるようになりました。

HOTSPOTとヤカンのPOTを掛け合わせたら・・・・。
HOTPOT となりました。



一区切りついた今回のプロジェクトについて、
央子先生にいろいろと聞いてみました。


●今回、高校生を対象にしたゼミナールということで、彼らを前にレクチャーではどういった内容をお話しされたのですか?

3.11東日本大震災、リアルタイムで観た津波のテレビ中継は本当にすさまじく、恐くて立ったり座ったりと落ち着かなかった。本当に現実に起こったことなのか?アーティストは無力なのか?
個人レベルでできることと到底できないことの間で無力感と空虚感にさいまなれた。

自分には何ができるだろうか?

核への強いNOという思いは以前から持っていた。
しかしその反面、モノをつくることはとてもポジティブな行為だと思っている。


●展示した作品について教えてください。

地上から眺めると、一見して全体が望めないこの作品の真意は、建物上階から眺望し俯瞰することにある。
日常生活で不可欠な電力と発電手段との関係、原発の是非も、目前の豊かさや利潤を求めれば全体図は霞んでしまう。
自らの立ち位置を変え、視点を変えることで、見えてくることも変わる。
本作品では、今、地球規模の広い視野をもって考えなければならないことは何かを示唆している。


●見に来られた人たちの反応はどうでしたか?

学内で働く職員の方が何度も見に来てくれたり、1日では惜しい、という意見をもらったりした。
話す中で、同じ思いを共有できたことが何より嬉しかった。


●今回、ご自身の制作において初めて、学生を含めた多くの人と一緒に作品を作りあげていくという方法で制作されましたが、いかがでしたか?

一緒に作りあげたというよりは、手伝う感覚で参加する学生は多い。
でもその中で、2,3人は一緒に作っていこうという感覚でやってくれた。
それを見て、またやれるな、と思った。
今後のテーマのひとつとして、どうやって人を集めて、どうやって人とやるのかを考えるきっかけになった。もっとシステマチックにやっていかなければいけないのかもしれない。


●そもそも央子先生の思うアートって何でしょうか?

アートに必要なものはリアリティ(現実感、真実性、迫真性)、アイデンティティ(自己が時間や環境で左右されない同一性、主体性)、インディビジュアレィティ(国家や社会や種々の集団に対して、それを構成している個々)。
お互いを理解しあうときに必要な対話、言葉によるコミュニケーションである。
作品では感じる空きを与えるような余白が必要だと考えている。
今回、リアリティを伝えるために、作品を作って見せた。


以上、央子先生へのインタビューでした。


HOTPOTというプロジェクト名は、先生のお気に入りの様子。
この名前も何人かで考えました。

この名前に決まった時、このプロジェクトは絶対うまくいく!と思ったそうです。


今は54個の石膏物のこれからを考え中。
「トラックに積んで、日本海の海沿いで再展示しようかな~・・・。」

プロジェクトはつづいているようです。





ツジタ












2011年12月14日水曜日

ブロンズ展 & HOTPOTproject 進行編

1回生のブロンズ展がいよいよ明日から始まります。

先々週から始まっていた立体造形コース大学院部屋の工事。
なんとなんと、新たにギャラリーが開設されます!

↑工事中の様子。

新しいギャラリー開設を待っての、初展覧会が今回のブロンズ展。

↑中からの風景。外に西先生。


↑外からの風景。学生が設置中。

新しいギャラリーの運営方法については、ただ今検討中。
学年、コース関係なく、さまざまな人や作品にとって、開かれた場所になっていく予定です。


立体造形コース1回生
「最古の記憶」
2011/12/15(木)~2012/1/21(土)
対峰館 T-219

展示期間は1か月。
ぜひ、ご覧ください。

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前回もお伝えした HOPOT project も進行中です。

↑ズラ~っと並んだ石膏群。


↑こっちの角にも積み上がっています。


↑スタンバイする練炭群。当日着火予定です。
どんな風になるのか・・・・ぜひぜひ見に来てください!!

あ、HOPOT project 名の由来は、また次回にでも。


SEIKAゼミナール
”HOTPOT project”
2011/12/17(土)
展示:本館前広場
レクチャー:本館417会議室11:00~12:00



↑工房では、制作が着々と進行中。

いったい何が進行中なのか・・・
それぞれの制作の様子に迫った記事もアップしていきたいと思います。




ツジタ




2011年12月9日金曜日

SEIKAゼミナール ”HOTPOT project” 始動編

塑像室で西先生・吉野先生・鎌田さんが忙しく動いています。

来週土曜日12/17(土)SEIKAゼミナールのプログラムの一つで、
吉野央子先生発案の作品展示とレクチャーが行われます!
名付けて「HOTPOT  project」です!!



企画書を見ると、やかんのような図が描かれていますね~。
しかも沸いてる・・。

3人で作っていたのは、台形らしきシリコン型。
3人でやるから早い早い!



プロジェクトは塑像室にて全力活動中。
塑像室で着々と進むプロジェクトを、ぜひ自分の目で体で感じるチャンス!
一緒に盛り上げようという学生は、学年コース問わず、塑像室に集合!

朝は9時半から夜は10時まで毎日やってます。


HOTPOT  project
名前の由来は次回、明らかになる!?



SEIKAゼミナールとは??↓

17日(土)、高校生の参加もどんどんお待ちしています!






ツジタ

2011年12月6日火曜日

エプロンを新調

豪華絢爛きらびやかな布。
実はこれ、革なのです。

そしてそしてこれ、鉄工室用に新しく作ったエプロンなのです。


エプロン型に切って、首紐腰紐をつけて完成。
余った革を使って、先生方や学生たちで手作りしました。
・・にしても、金色がまばゆい。
先生、どこかの武将のようです。


さて、本日の実習室では・・
燃え盛る炭。

太い鉄のパイプを2人がかりで曲げていました。



このパイプの中には砂がぎっしりと詰まっています。
きれいな曲線で曲げるための工夫です。
                      ↑ 砂を詰めているところ。


きれいな曲線で曲げるために、円形の壁も作ってありました。


そろそろ今年度も終わりに近づき、
進級展に向けての日々が始まる頃です。
忙しくなるぞ~!


✦オマケ✦
博多出身の学生がおみやげに買ってきてくれた「家族ひよこ」!!
一番大きいものは、手の平からはみ出る程でした。

食べるのがもったいなくて、なかなかナイフが入れられない!
入刀も、相当吟味しながら行われました。
ごちそうさまです。


ツジタ







「Art Calendar 歴」展

立体造形コース3回生の橋本優香さんと
卒業生の尾上泰一さんと若林亮さんがグループ展に出品されます。

20数名の作家が来年のカレンダーを制作、出品します。

ぜひお越しください。

「歴」
12/6(火)~12/11(日)
13:00~20:00(最終日18:00まで)
自由空間 Gallery  JIYUKUKAN
〒603-8142 京都市北区小山上総町39 3F
tel:075-491-4666

2011年12月5日月曜日

鎌田カメラ★

助手の鎌田さんにカメラを渡して実習写真を1枚
撮ってきてもらいました。



1回生鍛金実習、稲垣先生の授業からの1枚。
ビュアッとかかったエフェクト。
稲垣先生に注目!