2012年9月26日水曜日

上賀茂神社アートプロジェクト展示作品

7/14(土)~21(土)にかけて開催された
上賀茂神社アートプロジェクトの展示の様子を遅ればせながら紹介します。


境内の鳥居へとつづく参道沿いの芝生上に設置された作品たち。



こちらは、卵の形をした寄木造りの作品です。
同じ大きさの木を糊付けし圧着して制作されています。



樹木に設置されたこちらの作品。

近づくと、鉛でできた蝉の抜け殻が。
木の幹だけでなく、地面などそこかしこに点在した作品を、探す人の姿も。




こちらは林の中に設置された巨大な作品。
地面に突き刺さった弾丸なのだそう。
作品タイトルは ”HOPE”。
 
 
 

鳥居の前に設置されたこちらの作品は、実際に座ったり乗ったり寝そべったりできる作品です。
期間中は子どもたちが、またがってよく遊んでいました。



この作品は、地面に落ちた木の陰の部分の芝を枯らした作品です。

展示期間中、徐々に元通りになっていき、最終的に消えてしまいます。




この作品のタイトルは " Why do you come here ? "。
事前に、上賀茂神社に参拝に来られた方に、この質問のアンケートを配り、
そこで集めた答えの文字をスキャンして鉄板に切り抜きました。



この作品は、サンゴが人や鳥、牛などの形に敷き詰められています。
火葬後の遺骨のようにも見える作品ですが、
作者曰く「見えなくなったもの、見えないものを感じてほしい」と言います。



芝生の上で、白い作品がよく映えます。



合評風景の一コマ。
木陰で話し合い。


期間中には、美術評論家の酒井忠康さんを迎えての鑑賞ツアーも行われました。


毎年、夏真っ盛りの中行われる野外展。
青々とした芝生が印象的でした。








ツジタ












2012年9月24日月曜日

後期、授業はじまりました

後期の実習授業がはじまりました。


1回生は、西先生担当のブロンズ授業です。


ブロンズ鋳造は、
金属を流し込む際に必要な空気の抜け穴づくりや、
中を空洞にするための方法など、
少し複雑な過程を経て、完成します。

まずはその仕組みを説明する西先生。 ↓  ↓
 
ポンペイ遺跡の話も交えた鋳型の話。
 
 
よく聞いていないと、なかなか理解できない。。


途中、西先生が1985年ごろに作ったブロンズを例に。

紐で縛った、小包の形のブロンズ。
ここに荷札をつけて、友人などに送っていたそうです。

小包の種類は全部で3種類あるそうです。
…欲しいな~。



2回生は御影石の石彫実習が始まりました。

 
使用するのは、錆御影石という、黄みがかった色の石と、能勢の黒御影石です。


自分が使う分は自分で割り出します。


合間に石膏でマケット(模型)を作りながら、彫る形を模索していきます。


後期は卒業制作展、進級展など忙しくなってきます。
がんばっていきましょう!







ツジタ