2014年6月30日月曜日

第64回西宮市展 院生・助手が受賞

第64回 西宮市展 彫塑・立体部門にて、

大学院1回生の野島未喜さんが 西宮市展賞 
助手の多羅信綱さんが 西宮市議会議長賞 を受賞しました。




第64回 西宮市展
洋画、日本画、デザイン、書、写真、彫塑・立体、工芸
 
平成26年7月3日(木)~7月13日(日)
AM10:00~PM5:00
(月曜日は休館、最終日はPM3:00まで)
 
西宮市立市民ギャラリー2階・3階展示室
 
特別鑑賞会 ~各部門審査員による作品解説~
平成26年7月6日(日) PM1:30より
 
Tel: 0798-33-3146
Fax: 0798-33-3455
(西宮市文化振興財団)
 
 
 
 
 
 
西宮市展賞を受賞した、大学院生の野島未喜さん。
 

 
↑ 出展中の作品。制作途中の一枚です。



ぜひ、足をお運びください。

 
 








留学生発表会

先日行われました、留学生の発表会についてご報告します。

今期は Ruby と Maria 、2人の留学生が
イギリスオランダから来ています。


それぞれの出身校の様子や、これまで制作した作品について、
話をしてくれました。




 Ruby 
彼女の発表の中で、興味深かった作品の一つに、
ロンドンの拘置所でのインスタレーションがありました。
国外からの観光促進のため、良い様に作り上げられた香港のプロモーション映像が
投影されたトルソー、そして同じくイメージをコラージュして貼り付けられたトルソー。
それが拘置所の中に吊られているというものです。
1997年の香港返還の際の、現地の政治的な混乱を主題としたもので、
香港出身のイギリス人である彼女のアイデンティティが現れている印象的な作品でした。




 Maria 
パフォーマンスやビデオアートを中心に制作をしている彼女は、
とてもユニークな作品を紹介してくれました。
「動物と人間との関係を探りたい。」と話す彼女。中でもユニークだった作品の一つが、
動物の鳴きまねを特技とする人を集め、教会の中でその鳴きまねの合奏をするという
パフォーマンス作品です。
さらに、その中のメンバーの一人、鳥の鳴きまねをする日本人の友人(オランダ在住)の、
その鳴きまねが、一体どこでどのように生まれたのか、そのルーツを探る為に
友人の故郷である岡山の両親にインタビューにも出向いたのだそうです。




二人の在籍する大学はどちらも、

油画、彫刻、陶芸、染織…といったように、コースごとにきっちり分類されているわけでなく、
技術指導を受けたければ、自らそれぞれの技術指導に出向かなけれなりません。

同様にコースごとに担当の教授がいるわけではなく、どの学生も全教授と
話をすることができます。
制作や作品の相談をしたいのであれば、アポをとって限られた時間に話をしたり、
続いて作品が完成すると、またアポをとって合評をしたりと、
各自でどんどん制作を進めていくスタイルです。


何に対しても  自発的に動く!  それが最も大切だということを、
二人とも共通して話していました。
順々に課題が出て、それに対して教授が合評をするというサイクルの精華大学とは
大いに違うスタイルですね。

なるほど!!
彼女たちのフットワークを軽さは、
この日々の授業スタイルが作り上げているのかもしれません。




「 よ~し、これからどんどん 自発的に 動いていこう!! 」

発表を聴いていた立体造形の学生も、そう胸に誓っていたのではないでしょうか。
これから多くの作品、制作活動を見せてくれることを願っています。







ナミキ




2014年6月23日月曜日

Dai inagaki solo exhibition

非常勤講師、稲垣大先生から個展のお知らせです。

 


「 Dai inagaki solo exhibition 」
 
2014.6.21.sat-6.29.sun
 
 
〒640-8216
和歌山市元博労町55・2F
TEL.073-498-8156
営業時間 12:00-18:00
定休日 水曜
 
onomachi.jp
 
 
 
ぜひ足をお運びください。

2014年6月11日水曜日

粘土に打ち込む1回生

モデリングスタジオでは、
1回生の モデリング の授業が行われています。
 
 
 
 
 
2人1組になって、
お互いの  を制作するという課題。
 
 
(↑彼の髪型、再現が難しそうだなぁ…)
 
 
 
 
 
 
粘土で原型を作る作業も、
もう終盤に差し掛かって来ています。
 
 


うんうん、

みんな凄く 良い表情* です。




直向きに作業に取り組む姿は、
いつ見ても胸を打たれますね*


 
 
 
 
 
 
人の顔は毎日見ているはずなのに、
いざ形を捉えようとすると、なかなか上手くいかないものです。

 
 
 
 
宇治川先生にアドバイスをもらいながら、
実物に近づけていきます。
 
 
モデル中の彼女からも緊張感が伝わってきます。↑
 
 
 
 
 
課題に日々全力投球の1回生。
 
そんな、1回生の休憩は… ↓
 
!!
 
 
 
(モデリングスタジオのすぐ外にて。)
 
↑もの凄く際どい体勢でした。
(思わず撮ってしまった一枚です。)
 
コンクリートがほんのり暖かくて
絶好の休憩スポットなのだそう。
 
 
 
 
 
 
1回生の原型作りは今日までです。
 
 
 
来週からはこの 粘土原型 を、
石膏 に置き換える工程に入ります。
 
 
頑張って!!
 
 
 
 
 
 
○●○ 今日の一枚 ○●○
 
 
 
隣のミクストメディアスタジオで、合評前の3回生を発見!
自然の色とは思えないような 鮮やかな花びら に感動でした*
作品の一部に使うのだそうです。
 
 
 
 
 
 
ナミキ
 
 
 
 
 
 


2014年6月10日火曜日

テラコッタの窯だし

 
2回生、テラコッタの授業です。


先週窯入れをして、
今回は4日間も窯の中で焼きました。


↓ いよいよ、窯だし!!

 
ドキドキ…


積み上がった、まだ少し熱いテラコッタの作品たちを、
せっせと運んで、



並べると、机いっぱいに。




この大きい作業台、4台分にも広がりました。



↓ たくさん作ったんだなぁ。



乾燥が不十分で心配されていましたが、無事に焼き上がりました。

次回から、2回生は木彫の授業です。




ナミキ











2014年6月9日月曜日

美の最前線・現代アートなら & 第二回 日本台湾新世代芸術家交流展

非常勤講師、竹股桂先生から展覧会のお知らせです。

 



「 美の最前線・現代アートなら 」
~美のテーマパーク奈良県美で花開く~
 
2014年6月14日(土)~7月21日(月・祝)
休館日:月曜日(7月21日は開館)
開館時間:AM9:00~PM5:00まで開館
※金・土曜はPM7:00まで開館(入館は閉館30分前まで)
 
観覧料:一般800(600)円 大高生600(400)円 小中生400(200)円
※( )内は20名以上の団体
 
〒630-8213
奈良市登大路町10-6
 
TEL 0742-23-3968
FAX 0742-23-1700
テレフォンサービス
 
 
 
 
 
 
続いて、
 
元助手の森岡厚次さん、元非常勤講師の服部正志さん、鎌田祥平さん、
卒業生の渡邊あ衣さんの参加するグループ展のお知らせです。
 
 



「 第二回 日本台湾新世代芸術家交流展 」
二つのギャラリーによる選抜作家
 
会期:2014.6.24-7.6(休廊日:月曜日)/12:00-19:00(最終日は17:00迄)
レセプションパーティー:6月28日(土)18:00-
 
 
〒604-8332
京都市中京区三条通堀川西入ル一筋目角
 
tel & fax: 075-841-0561
 
 



ぜひご覧ください。

2014年6月8日日曜日

6/8 オープンキャンパス

今日は今年度2回目のオープンキャンパスでした。


恒例のワークショップは、大盛況で、




会場内のあちらこちらで手や指を突っ込んでいる姿が見られます。





これは一体何をしているの??





アルギン酸を使って手や指の型取りをしているところです。



固まるまで3人とも動けない…↑



アルギン酸が固まる → 型から手を抜く → 石膏を流し込む

という手順で行われ、


さらに石膏が固まれば、




中身を取り出して…


 


 
完成です





3人一緒に取った指も無事に出来上がりました。





 




今回のオープンキャンパスではAO入試の対策についての話がされ、

内田先生からは、昨日まで作品展示に行っていた
オーストラリアの話もありました。




吉野先生からは、デッサンのアドバイスも。




次回は7月26日(土), 27日(日)の夏のオープンキャンパスです。



ぜひ、立体造形を覗きにいらして下さい!





ナミキ





2014年6月5日木曜日

二人の留学生

ご紹介が遅くなりましたが、
4月から二人の留学生が立体造形に来ています。

Ruby と Maria です。

それぞれ、イギリスとオランダの大学から来ました。



大学院研究室で制作を進めている二人。
部屋には彼女たちの作品が広がっています。






↑まず目に飛び込んできたのは、木の皮です。





↑こちらが制作者のRuby
作品同様、彼女のファッションもいつもカラフル。


パソコンを開いて、自身のブログを見せてくれました。


イギリスの先生に、こちらでの制作の様子を
報告しているのだそう。


 




↑机の上に山積みになっている木の皮

「 どんな作品になるの~? 」

と尋ねてみると、



絵に描いて説明してくれました。





↓ そしてこちらが、Mariaの作品の一部。

 

あ!が埋まってる。




彼女たちの作品は、来週火曜日から7号館2階
7-23ギャラリーで見ることができます。



An exhibition by
Maria Lepisto   Jessica Bryant   Ruby Law
 
Finally happening!!
 「 木 」
 
6月10日(火)~6月15日(日)
Opening party: 10日(火)18:00~
 
7-23gallery
京都精華大学7号館2F(洋画コース)
 

ぜひ、ご覧ください。




↓一方こちらは、窯詰後のテラコッタの作品たちです。


↑ 少し覗かせてもらいました。
   中には2回生の作品がぎっしり!!




↑ 小さい窯も稼動しています。
   窯の中が少し赤くなっているのが、わかりますでしょうか?


「乾燥が足りないから、どうなるかな。」と、外磯先生。


来週の窯だしまで、まだまだ緊張が続きますね。





ナミキ