2015年7月14日火曜日

野外展に向けて!

・・・暑い日が続きますね。





コンッ!コンッ!と、石をノミで打つ音は、1回生です。
そこにセミの声が重なり、さらに暑さが助長されるようです。




日差しを上手くかわしながら、各々頑張っていますよ!! ↑



そんな石切り場の周辺では、
野外展に向けて作業をする4回生が目立ちます。


↓ まずは、バーナーでバケツを炙る(!?)彼女。



こちらも外の暑さに加え、バーナーの熱気で熱い!!




何をしているのかというと、ガラスの離型剤を定着させるために炙っているのだそう。
炙ったバケツに離型剤を塗り、ガラス瓶を沿わせて窯に入れる為の準備です。



そして、その横では真剣な表情。↓



電熱線で発泡スチロールを削ります。





「水が出るようにしたい!」 と語る彼女です。

野外展になると、作品のスケールもこれまでに比べて大きくなります。





さらにその隣には、大きな丸太!?
中からゴソゴソ音が聞こえてくる…。




そーっと内側を覗いてみると、



↑ 木の皮をぎっしりと敷き詰めていました。





↑ 振り返ると、皮を剥がされた杉の木が…




続いては、脳みそをひたすら作る彼です。↓
こちらも発泡スチロール製。




大小様々な脳みそが彼の周りを取り囲んでいます。↓




最後に、石膏風船の型を取る彼。 ↓

風船の中に石膏を流し込んで、
固まったところで風船を割るという方法なのですが、
 


これがなかなか難しい!!

     あっ!


 
 
・・・今回の風船、圧力で石膏が割れてしまいました。
 
 
 
試行錯誤の末、成功したものもあります⋆* 
 
 
 
 

成功率はまだまだ低いそうですが、
上手く行けば、結び目まで綺麗に型がとれます。↓



 
 
「 最低でも9個は必要! 」 と話す彼、
 
作業棚に並んだ失敗の石膏に、労苦の跡が見えました。↓
 
  
 
 
 
それぞれ作業を進める4回生、
最終的にどんな作品に仕上がるのか楽しみです!! 
 
 
 
 
野外展は、7月28日(火)から、8月2日(日)まで、天ヶ池周辺を中心に、
学内で開催されます。
 
 
 
 
京都精華大学立体造形コース 四回生二十名による
「 野外展 」
 
2015年7月28日(火)-8月2日(日)
9:00-18:00(最終日は16:00まで)
 
 
ぜひ、ご覧ください!!